FiNGAiSM・アラウンド・ザ・ワールド:ロンドンが千賀健永を待ち望んでいる
Kis-My-Ft2の千賀健永(せんが けんと)が、未知の世界へ挑む準備を整えた。今年10月、ロンドンで「FiNGAiSM」を開催する。10月16日から19日までロンドンのSaatchi Galleryで開催されるFocus Art Fairにおいて、多くの才能あるアーティストたちの作品と並べて千賀のアート作品が展示される。日本国外に持ち出すのは今回の期間限定の展示で4回目となるが、アジアの境を越えるのは今回が初めてとなる。
Dumpling Boxより、素敵なMariko♥が執筆。

千賀は美容オタク・ダンサー・グループの末っ子として一般的に知られているだろうが、彼がどれほど多才な人物かというのはカジュアルなファンに知られていないかもしれない。自身のFC Webのブログ「Sengaism」限定で投稿されている楽曲の作詞・作曲に加え、近年の情熱的になっているのはアートだ。キスマイのツアーロゴから2020年の無観客ライブ「HOME」のセットデザインまで、彼のアート作品を拝見する機会はこれまでにも数多くあった——ただ、どこを見ればよいかを知っていればの話だ。
幼い頃から、千賀は絵を描くことに興味を持っていた。祖父が経営してた印刷会社の環境で育ったため、紙に困ることはなかった。彼はいつも自分を「おばあちゃんっ子」と呼び、祖母の心優しく無私の性格を尊敬していた。祖母の誕生日に笑顔を届けたいと思い、彼女の似顔絵を描いた。絵に祖母が目を輝かせた姿を見て、彼は絵を描き続ける決意を固めた。その日から毎日祖母の似顔絵を描き続け、祖母はそれを寝室の壁に誇らしげに飾った。数年後、アルツハイマー病が祖母の愛する人々との記憶を奪い始めた。千賀は祖母が自分を忘れることはないと確信していたが、ついに祖母が彼の顔を見分けられなくなる日が訪れた。彼は記憶を呼び覚ますためあらゆる手を尽くした——思い出の話を語り、写真を見せ、Kis-My-Ft2のコンサートグッズを見せした。そしてある日、子供の頃に描いた似顔絵の一つを祖母に見せることにした。その時、祖母が「健永?」と彼の名前を囁くのを聞いたのは、それが最後だった。その瞬間を境に、彼は多くの方々の心に永遠に残るアートを創りたいと決意したのである。
千賀は2023年、初個展「FiNGAiSM in Omotesando」でアート界にデビューを果たした。展示内容はフィギュアからキャンバスアート、デジタルアート、さらにはカスタマイズスニーカーまで様々な作品だった。FiNGAiSMプロジェクトの主役はオリジナルキャラクターシリーズ「FiNGA」。今年の個展テーマ「Essence of Love」では、ミロ、リュリュ、グンデ、コージーに加え、新キャラクターの「エイミー」がラインナップに。このシリーズのキャラクターは、誰もが容易に認識できる顔立ちが特徴で、その形状は自身の手で再現できる。Kis-My-Ft2の振付を担当する際、千賀はしばしば手の動きに焦点を当てる。コンサートにおいて、言葉が交わされない状況でもジェスチャーは強力なコミュニケーションツールとなり得ると確信し、その概念を自身のアートにも表現したいと考えていた。
グループが2025年のコンサートツアー「MAGFACT」の準備を進める中、千賀は自身のアート活動にも裏で取り組んでいた。他のメンバーは、休みの時間にいつもiPadで絵を描いているとよく口にする。さらに、千賀はアイドルとしての活動を一切緩めることなく、今年初めには美容YouTubeチャンネルも設置した。さらに初めて2クール連続でドラマに重要なキャラとして出演しながら、グループの全活動もこなし続けていた。千賀はかつて「アイドル」と呼ばれるだけで偏見を生むこと、そしてアート活動も行うアイドルとして、知名度に乗じているだけでアイドル業やアート業をどっちも真剣に努力をしていないと考える人々が大勢いるだろうと前に語った。彼の願いは、そうした先入観を打ち破り、アートに専念するということはアイドルを諦めたことになるわけではない。逆にアイドルだからアートを真剣に向き合えないわけでもない。海外でアートの活動する際、アイドルとしての知名度という「後ろ盾」は存在せず、自身の芸術的感覚と努力のみが頼りとなる。将来の目標として、所属事務所の仲間にもアートへの情熱を追求するよう刺激を与え、次世代への道筋を切り開きたいと考えている。
ロンドンで展示する「Essence of Love」は3度目の展示となるが、日本で未公開の新作が展示されていても驚きではない。公式FiNGAiSMインスタグラムアカウントでは、ミロとエイミーの新たな大型フィギュアがすでに投稿されており、私はもう自分の目で見てみたいと思っています!この新作フィギュアではミロとエイミーが千賀くんとスタッフさんが着ている新しいFiNGAiSMロゴ入りシャツを着用しているのだ。
今年の「FiNGAiSM in Shibuya」の開催中に、初のアート本も発売された。ページをめくれば、当時までの個展で公開されてきた作品のほぼ全てに加え、未だどこにも展示されていない作品も楽しめることが出来る。最も驚いたのは、あるページに記載されているQRコードをスキャンすれば、最新アニメーション動画の一部を視聴できる点だ。その作品は「Essence of Love」の核心であるミロとエイミーの恋物語を描いている。千賀のアニメーション作品が個展で初めて公開されたのは2023年12月のFiNGAiSM in Taipeiの時だった。短期間でこれほどまでに技術が向上したことは、素人目にも明らかだ。もうひとつの嬉しい驚きは、アート本に記載されたインタビューにより、千賀のアートに対する想いやFiNGAiSMを考えた背景など、貴重な情報が詰まっている点だ。しかも全インタビューが完全英訳されている!公式オンラインショップでは現在品切れ中だが、彼の作品に少しでも興味がある方は、再入荷したらぜひ手に入れてほしい!
千賀のアート活動が続いている中で、彼が作品にどれほど情熱を注ぎ、細かい所にどれほど気にかけているかは明らかだ。FiNGAのキャラクターたちを世界中の多くの方に知ってもらい、愛してもらう夢を追いかける彼の姿に、応援せずにはいられない!もし10月にロンドンにいるようであれば、FiNGAiSM in Londonを訪ねて応援してください!お立ち寄りの際は、SNSで感想や写真を投稿し、ぜひハッシュタグ#FiNGAiSMinLONDON をつけてください!今回は残念ながら私はロンドン展に行けませんが、皆さんの感想を楽しみにしています!もしかすると、皆さんの声は千賀くん本人に届くかもしれませんよ!#FiNGAiSMAroundtheWorld をつけて、次にFiNGAiSMはどこで開催して欲しいかを教えてください!
これまでの展示会:
FiNGAiSM in Omotesando (東京、日本) — 2023年5月19日 – 2023年6月4日
FiNGAiSM in Taipei (台北、台湾) — 2023年12月1日 – 2023年12月10日
FiNGAiSM in Harajuku (東京、日本) — 2024年7月27日 – 2024年8月25日
FiNGAiSM in Nagoya (名古屋、日本) — 2024年9月7日 – 2024年10月13日
JPS Gallery Group Exhibition (仁川、韓国) — 2024年10月5日 – 2024年10月23日
FiNGAiSM in Shibuya – Essence of Love (東京、日本) — 2025年3月23日 – 2025年4月12日
COIN PARKING DELIVERY X FiNGAiSM (東京、日本) — 2025年7月19日 – 2025年7月20日
FiNGAiSM in Korea – Essence of Love (ソウル、韓国) — 2025年7月25日 – 2025年8月24日
FiNGAiSM in London – Essence of Love (ロンドン、イギリス) — 2025年10月16日 – 2025年10月19日
